2021年に東京都八王子市にあるアパートの外階段が崩落し、住人女性が転落死した事故で、業務上過失致死罪に問われた施工会社「則武地所」(相模原市、破産)の元会長野口昇被告(78)=静岡県焼津市=は4日、東京地裁立川支部の初公判で起訴内容を認めた。
起訴状によると、アパートの建築時に外階段の木製踊り場部分の防水措置を怠った。その後、腐食が進行したのに修繕せず、21年4月に階段が崩落して女性=当時(58)=を転落させ、頭部損傷により死亡させたなどとしている。
検察側は冒頭陳述で、施工に関わる従業員らに防水措置の必要性が正しく周知されていなかったと指摘した。