豪州、ペンギン守る接種展開

海から砂浜にあがったコガタペンギン=8月23日、オーストラリア・フィリップ島(ロイター=共同)

 【シドニー共同】オーストラリア南東部で、観光客に人気のペンギンへの高病原性鳥インフルエンザ感染拡大を防ぐため、地元州などが大規模なワクチン接種計画を展開している。同国では6月以降、渡り鳥を中心にH5N1型への感染が相次いでおり、拡大が懸念されている。約5千羽のペンギンに接種する予定で、保護団体は、野生鳥類を対象とした世界最大規模の接種になるとみている。

 対象はビクトリア州メルボルン南方、フィリップ島などのコガタペンギン。同島には約4万羽が生息し、世界最大の繁殖地とされる。

 8月、島周辺の野鳥のほか、コガタペンギン1羽の感染が確認され、その後ペンギンが死んだ。

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