【ソウル共同】複数の韓国メディアは4日までに、韓国政府がホルムズ海峡付近で活動する米軍艦などを支援するため、派兵を検討していると報じた。大統領府高官は報道を受け「航行の自由を守るため、派兵など軍事的な貢献を含めて多様な方策を検討中だ」と記者団に明言した。「現在は検討段階にあり、決定したものはない」とも述べた。
高官は「軍事的な貢献にも戦闘参加や非戦闘面での協力、捜索への関与など多様な方式があり、総合的に検討している」と説明した。
韓国メディアは、検討の背景には、トランプ米大統領がイランへの対応を巡って韓国に不満を重ねて示したことがあると伝えていた。イランとの外交関係も考慮し、哨戒機や補給艦など非戦闘目的での協力が有力視されているとしていた。
哨戒機は潜水艦などの監視活動を担う見通し。爆発物処理班などの派遣も検討されており、補給艦が後方支援に当たる。
派兵に向けては、大統領府の国家安全保障会議などの議決や国会の同意が必要となる。