総務省が4日発表した7月の家計調査は、1世帯(2人以上)当たりの消費支出が30万1245円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比3・6%減だった。マイナスは8カ月連続。物価上昇を受け、食料品を中心に節約の動きがみられた。気温が前年と比べて低かったことも消費を下押しした。
項目別だと「食料」が1・3%減。調理食品でより安価な商品を求める人が目立った。飲料も値上げや低気温の影響で支出が落ち込んだ。「光熱・水道」は9・2%減で、冷房使用が抑えられた。「交通・通信」は自動車購入が振るわず8・5%減だった。
一方、消費にメリハリを付ける動きは顕在だった。「教養娯楽」は4・8%増で、宿泊やパック旅行、ゲームソフト関連への支出が伸びた。「家具・家事用品」は0・7%増で、エアコンや洗濯機が好調だった。
自営業などを除いた勤労者1世帯(同)の実収入は3・8%減の68万9476円、消費支出は6・8%減の32万2866円だった。