負担除外対象に見直し意見

厚生労働省

 成分や効能が市販薬と似た「OTC類似薬」を処方された患者に追加負担を求める新制度を巡り、厚生労働省は3日、専門部会で追加負担の対象外とするケースの検討を続けた。対象外とする患者の条件などをまとめた中間案に対し、パブリックコメント(意見公募)で見直しを求める声が寄せられたと報告。委員の議論を踏まえ、月内にも最終取りまとめを目指す。

 意見公募は8月6~20日に実施し、897件集まった。このうち一部が部会で公開され、関節リウマチなどの完治が困難な慢性疾患の治療や、月経困難症に使用する薬を対象から除外すべきだとする意見が示された。

 部会で意見聴取された認定NPO法人「日本アレルギー友の会」の武川篤之理事長は「アトピー性皮膚炎は治って終わりではなく、管理し続ける疾患だ」と強調。治療に用いられるステロイド外用薬を対象外とするよう求めた。

 来年3月から始まる新制度は、花粉症治療に用いるアレグラ錠など約千品目のOTC類似薬を対象とし、患者の自己負担に薬剤費の25%を上乗せする。

最新記事
為替相場 3日(日本時間21時)
タイ、ビザなし滞在30日に短縮
かにラーメンで78人食中毒
円上昇、一時155円台後半
医療業界「精神障害の労災急増」