名古屋市の私立高で4月、教室内で小型カメラが発見され、無断で撮影された画像が交流サイト(SNS)上で複数の生徒に共有された問題で、高校がいじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」に該当する可能性があるとして調査を始めることが3日、高校への取材で分かった。
関係者によると、教室ではカメラが見つかる直前、女子生徒約20人が着替えていた。盗撮被害に遭った可能性があるため、心理的苦痛で登校が困難になり、転学した女子生徒もいる。
高校は取材に、こうした生徒がいることなどを踏まえ「重大事態に該当する疑いがある」として、8月24日に調査開始を決定したと回答。外部の弁護士らを含む調査組織をつくる方針で、聞き取りなどの対象となる生徒や保護者に連絡した。愛知県にも報告したとしている。
関係者によると、カメラは4月下旬に見つかり、男子生徒が自宅に持ち帰って画像などを抜き出し、LINE(ライン)グループで他の男子生徒と共有したとされる。