最低賃金(時給)の2026年度改定額が3日、47都道府県で出そろった。共同通信の集計では、国が7月に示した引き上げ目安額を上回ったのは33府県。最大は佐賀県で目安の56円に9円上乗せし、県内の時給は現行額より65円上がり1095円になる。厚生労働省が改定額の全国平均を集計しており、引き上げ額は昨年度の66円に次ぎ、過去2番目になる見通しだ。
昨年度は、人材流出に歯止めをかける狙いから地域間での賃上げ競争の様相となった。上乗せは39道府県に及び、最大は18円の熊本だった。26年度は上乗せした自治体数、上乗せ額とも昨年度を下回り、競争は抑制的だった。