【キーウ共同】ウクライナで1日、9月からの新学期が始まった。ロシア軍の攻撃が激化する首都キーウにある小中高一貫校のキーウ第1東洋言語学校では、新入児童の入学式直後に無人機が襲来。児童や生徒が地下シェルターに急いで逃れた。「怖いよ」。近くで爆音が響き、不安で涙を流す児童を教師が必死になだめていた。
ロシア軍はジェットエンジンを搭載した無人機の使用を拡大しており、ウクライナ空軍によると、8月は2800機以上を投入した。
入学式は屋外で保護者も参加して和やかな雰囲気で開かれたが、出席したバルバラちゃん(6)は「空襲が来るかもしれない」とおびえた表情で目に涙を浮かべた。終了して間もない午前9時50分ごろ空襲警報が鳴り始めると、参加者は校舎の地下に駆け足で避難した。
ウクライナ最高会議(議会)のドミトロ・ルビネツ人権問題全権代表によると、ロシアが2022年2月に侵攻を開始して以来、国内で4650の教育機関が被害を受け、423機関は完全に破壊されたという。