アイヌ民族として初めて国会議員を務め、民族の権利回復や文化の保存に尽力した故萱野茂さんの生誕100年に合わせ、出身地の北海道平取町の博物館などで1日、ゆかりの品々と功績を紹介する特別展が始まった。
萱野さんが国会議員時代に使った投票札や愛用した麦わら帽子、アイヌ語の録音に使ったテープなどゆかりの品々が並んだ。萱野さんの次男志朗さん(68)は「アイヌ語復興のために仕事をした功績についての資料をまとめた学芸員の皆さんに感謝したい」と話した。
特別展は町立二風谷アイヌ文化博物館と萱野茂二風谷アイヌ資料館、沙流川歴史館で11月15日まで開催されている。