発がん性が懸念される有機フッ素化合物(PFAS)を巡り、京都府宇治市で診療所などを運営する「やましろ健康医療生活協同組合」は31日、同市内の住民87人を血液検査した結果、59人が米学術機関の指標値を超える血中濃度だったと明らかにした。汚染源特定や除染などの要望書を府に提出した。
組合は2024年1月、PFAS問題に詳しい京都府立大の原田浩二教授が所属していた京都大研究室と共同で実施。59人が超過したのは、血液1ミリリットル当たり20ナノグラムとする米国の科学・工学・医学アカデミーの指標値。4種類の合計値で調べた。
要望書は「宇治市域や周辺で健康への悪影響が広がっている可能性が極めて大きい」と指摘した。