国民民主党代表選は、29日で告示から1週間を迎えた。衆院当選2回の橋本幹彦氏(30)と党代表の玉木雄一郎氏(57)の一騎打ちで、両氏は全国各地で討論会などに出席し論戦を展開している。玉木氏に依存した党運営の是非や、巨大与党との向き合い方が主な争点だ。代表選は9月6日の臨時党大会で投開票され、新代表が決まる。
橋本氏は29日に水戸市で開かれた討論会で、玉木氏中心の党運営を念頭に「組織にさまざまな問題がある。改革を進めたい。党員やサポーターと一緒に党をつくる」と強調。玉木氏も「党は大きくなったが、ひずみが生まれているのも確かだ」と述べ、若手議員の提言を踏まえて年内にガバナンス(組織統治)強化に取り組む方針を示した。
高市政権との距離感を巡り、橋本氏は「自民党に代わる確かな政権政党として、5年、10年先も志を貫く」と話し、対決姿勢を前面に押し出した。玉木氏は結党当初から掲げる「対決より解決」路線を維持するとした上で「批判や反対だけでなく、対案を示してより良い答えを見つける」とした。