土石流、中国の救助活動難航

中国自然資源省が公開した土石流で被害を受けたチベット自治区シガツェ市ギロンの国境検問所周辺の比較写真。左が災害前、右は災害後に撮影された(同省提供、共同)

 【北京共同】ネパール中部と中国の国境付近で26日に発生した土石流と洪水を巡り、中国当局による救助活動が難航している。国営中央テレビは29日、被害の大きいチベット自治区シガツェ市ギロンの国境検問所付近での捜索活動を放送。検問所の建物は跡形もなくなり、隊員が「誰かいますか」と繰り返し呼びかけていた。

 中国自然資源省は28日、土石流発生前後の国境検問所周辺を上空から撮影した写真を公開。国境検問所や周辺の駐車場は姿を消し、一面土砂が広がっている様子が確認された。

 中国共産党は28日、習近平総書記(国家主席)が主宰する政治局会議を開き、二次災害の防止に努める方針を確認。李強首相が現地入りして救助活動を指導している。

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