厚生労働省が28日公表した人口動態統計の速報値によると、2026年1~6月の上半期に生まれた赤ちゃんの数(出生数、外国人を含む)は、前年同期比0・8%(2788人)増の34万2068人だった。上半期の出生数がプラスとなるのは15年以来、11年ぶり。出生数に影響する婚姻数が24、25年に2年連続で回復したことが影響したとみられる。
ただ、子育て世代の人口減少や非婚化・晩婚化の広がりに伴い、長期的には出生数は減少傾向が続くとの推計もあり、少子化対策を急ぐ必要がある。
26年上半期の婚姻数は0・2%増の23万8979組。死亡数は6・9%減の77万8982人で、死亡数から出生数を差し引いた自然減は43万6914人だった。
25年の年間の出生数は約70万5千人で、16年から10年連続で最少を更新。一方、25年の婚姻数(外国人を含む)は前年と比べ1・1%増の約50万5千組で、2年連続のプラスとなっていた。
少子化により人口減少が進むと、働き手不足などで経済活動や行政サービスの維持が難しくなる恐れがある。