大阪大と大阪商工会議所は28日、先端研究を中小・中堅企業のイノベーション創出につなげるため包括連携協定を結んだ。2025年の大阪・関西万博を契機に、産学連携を加速させる狙い。大商の鳥井信吾会頭は大阪市内で開かれた調印式で「会員3万2千社のネットワークを生かして、企業の潜在力を引き出したい」と期待した。
企業の技術やニーズ、大学の研究を大商が把握しマッチングする。人材交流でも協力する。式典に同席した大阪大の熊ノ郷淳学長は「キャンパスの外に出て、共同研究のきっかけにしたい」とあいさつした。
調印式後のシンポジウムでは、大阪大の教授陣が医療や半導体などの分野で先端研究を紹介した。