水俣病被害者、療養手当を増額へ

環境省が入る合同庁舎=東京・霞が関

 水俣病被害者に給付される「療養手当」について、環境省は28日、物価上昇を踏まえて2027年度から月額400~500円増額する方針を示した。対象は1995年の政治解決と、2009年の水俣病特別措置法に基づき救済された約3万人。増額費用は1億円程度となり27年度予算の概算要求に計上した。

 環境省によると、療養手当は被害者が入院や通院をした際に支給され、現在は月額1万4400~2万4900円となっている。療養手当を巡っては物価上昇を踏まえ、本年度は1400~1500円増額し、今後も見直すとしていた。

 また26年度に開始する予定の周辺住民への健康調査にかかる費用として27年度分は約2億5千万円を計上する。

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