自民党の鈴木俊一幹事長は28日、福岡県議会の正副議長ポストに関する金銭授受疑惑を巡り、福岡県連の松本国寛会長と党本部で会い、今後の対応を聴取した。鈴木氏は「今のような事態であれば、特に県議に対して統一地方選の公認証を出せる状況ではない。信頼回復に向けて県連の自浄能力に期待する」と伝えた。松本氏が記者団に明らかにした。
県連側は実態解明を進める意向などを説明した。聴取には萩生田光一幹事長代行と井上貴博首相補佐官が同席した。議員辞職した前議長の蔵内勇夫氏は金銭授受を否定している。
自民内では派閥裏金事件に続いて「政治とカネ」問題を引きずれば、来春の統一選に影響するとの懸念が出ている。鈴木氏は25日の記者会見で県連幹部から聴取する意向を表明。「県民の不信を払拭するため、どういう段取りを考えているのか聞きたい」と語っていた。