【北京、チェンナイ共同】ネパール中部ラスワ郡で26日、大規模な洪水が起き、地元警察や観光当局によると46人が死亡、384人が行方不明になった。中国国営通信新華社はネパールと接するチベット自治区シガツェ市で、土石流により多数の死傷者や行方不明者が出たと報道。両国の当局が捜索・救助を急いでいる。
ネパール観光当局によると、384人のうち291人はインドやマレーシア、英国や米国などの外国籍の旅行者。在ネパール日本大使館によると、日本人が巻き込まれたとの情報はない。
ネパールメディアによると、ラスワ郡を流れるボテコシ川が氾濫し、周辺の集落や市場、水力発電所などに被害をもたらした。洪水の原因は不明だが、チベット側で土砂崩れが起き、川がふさがれていたとの情報があるという。
シガツェはチベット自治区の南部に位置する。中国の習近平国家主席は行方不明者の捜索や救助に全力を尽くすよう指示。張国清副首相が現場に入って対応する。
中国国営中央テレビによると、ネパール国境へと向かう道路や通信網は寸断され、電力供給も途絶えている