富士山の麓にある山梨県富士吉田市で26日、夏の登山シーズンの幕引きを象徴する伝統行事「吉田の火祭り」が開かれた。3メートルほどのたいまつ約120本に次々と点火され、炎が街並みを赤く照らすと、見物客から拍手が起きた。みこしも練り歩いた。
富士山の噴火を鎮め、五穀豊穣を願う祈りから始まったとされ、400年以上の歴史を持つ。「日本三奇祭」の一つとされ、国の重要無形民俗文化財に指定されている。
子どもと一緒に訪れていた同市の30代女性は「毎年来ているが、今年は特に観光客が多いように感じる。にぎわっていて子どもも楽しんでいる」と笑顔だった。