文化庁の不服審査「違法」

判決後に記者会見する原告の「太陽肛門工房」代表、小川正治さん=26日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

 芸術活動を支援する補助金申請の一部を、「政治的宣伝意図がある」との理由で文化庁に認められず、不服審査請求も棄却された東京都内の芸術団体が、国に取り消しを求めた訴訟の判決で、東京地裁は26日、審査請求の手続きに違法があったとして、棄却の裁決を取り消した。補助金不交付の決定は適法とした。

 原告は政治風刺を伴うライブやイベントを企画・主催する「太陽肛門工房」。判決によると、2022年に開催した5件の事業で補助金を申請したが、安倍晋三元首相の国葬に反対するライブなど3件で認められなかった。不服として23年に審査請求したが、同庁は24年2月に棄却した。

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