福岡市東区の「海の中道大橋」で飲酒運転の車がRVに追突、幼いきょうだい3人が亡くなった事故から20年となった25日、市内で飲酒運転撲滅の機運を高める集会が開かれた。母親の大沼かおりさん(49)が登壇し「なぜ私が生かされたのか問い続けてきたが、3人が確かに生きていたことを伝えるためだとようやく思えるようになった」と声を詰まらせて語った。
福岡県などが主催して約450人が参加し、黙とうをささげた。集会では、大沼さんが事故の悲しみやこの1年の心境の変化をつづった詩を読み上げた。
終了後、報道陣の取材に「飲酒運転事故の犠牲者家族はそれからの人生を立て直すのも苦しく、同じ幸せは二度と構築できない」と話した。