福岡県議会議長が議員辞職表明

福岡県議会の蔵内勇夫議長

 福岡県議会の正副議長ポストを巡る金銭授受疑惑で、関与を指摘されていた蔵内勇夫議長が24日、議員辞職すると表明した。25日に東京で開催される女性議員研究交流大会で、全国都道府県議会議長会会長としての「職責を全うした上で、県議の職を辞する」とのコメントを報道機関向けに発表した。自民党県議団幹部は、蔵内氏が22日に「若い議員に迷惑をかける」などとして辞意を伝えてきたと明らかにした。

 蔵内氏は議長辞職勧告決議案の提出を受け、9月議会をめどに議長職を辞任する意向を示す一方、疑惑解明に向けた第三者委員会の調査に答える必要があるとして議員辞職は否定していた。第三者委の調査開始は9月以降となる公算が大きく、蔵内氏の今後の対応が注視される。

 服部誠太郎知事は議員辞職表明を受け、記者団に「重く大きな決断だが、これで幕引きではない」と述べ、新しい体制の下で議会として疑惑解明に努めるよう求めた。

 一連の疑惑を巡っては、元議長の吉松源昭県議ら複数の正副議長経験者が、就任に際し蔵内氏らに数百万~数千万円を払ったと証言している。

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