【北京共同】23日の新華社電によると、月の南極に向けて打ち上げ準備が進んでいた中国の無人探査機「嫦娥7号」について、中国宇宙当局が年内の発射を断念した。嫦娥7号は月に眠るとされる水資源の調査を目的とし、今月にも海南省文昌の発射場から打ち上げられるとみられていた。
新華社によると発射条件が満たされず、万全を期すため断念を決めた。
習近平指導部は2030年までに中国人初となる月面着陸を目指し、宇宙開発を加速させている。米国主導の国際月探査「アルテミス計画」に対抗し、宇宙分野で主導権獲得を狙う。