【北京共同】北京で開かれている「世界人型ロボットスポーツ大会」には、日本からGMOインターネットグループが初出場した。23日は小型タイプの陸上400メートル予選にデビュー戦として出場。コースを認識して器用に走り、1分55秒台で完走した。
レースに特化した中国製マシンが猛スピードで駆け抜ける中、実用性を念頭に置いた開発を掲げるGMOのロボットはより人間に近い姿勢でゆっくりと走行した。歓声を浴びてゴールすると力尽きたように倒れ込み、担架で運ばれるほろ苦い初戦となった。
GMOは中国の新興ロボット企業、宇樹科技(ユニツリー・ロボティクス)の代理店を務めており、今回はユニツリーのロボットを独自に改良してエントリーした。入社1年目の新人社員が出場を提案し、熊谷正寿代表が支援を決めた。
滝沢照太シニアリサーチエンジニアは汎用型ロボットで走り切れたことが収穫だとした上で、中国勢は「モータースポーツのような気持ちで臨んでいる。レベルは確かに高いが突出はしていない」と語った。