全国漁業協同組合連合会(全漁連)の坂本雅信会長は23日、東京電力福島第1原発にたまる処理水の海洋放出から24日で3年を迎えるのに当たって談話を公表し、「漁業者や国民の理解を得られない処理水の海洋放出に反対の立場であることに変わりはない」とコメントした。
坂本氏は、日本産水産物の輸入禁止措置が一部の国・地域で続き、ナマコなどの水産物が価格下落などの影響を受けているとも指摘。「失われた市場はいまだ完全に回復していないばかりか、回復できるか危ぶまれている」と述べ、危機感を訴えた。
政府の支援は「漁業者にとって十分なものではない」とし、輸出を拡大するための対策の継続などを求めた。