北方領土の返還要求「粘り強く」

札幌市で開かれた北方領土返還要求北海道・東北国民大会。壇上では元島民の佐々木タエさんが訴えを行った=21日午後、札幌市

 北方領土返還要求北海道・東北国民大会が21日、札幌市で開かれた。北海道や東北6県などでつくる実行委員会が主催し、今年で55回目。ロシアのウクライナ侵攻で、日ロ関係は厳しい状況が続くが、「四島の一括返還の実現を目指し、粘り強く取り組む」との宣言を採択した。

 大会には元島民や関係者約400人が参加。登壇した国後島出身の佐々木タエさん=札幌市=は「もう一度島を訪れ、お墓参りをしたい。私も89歳になり、残された時間は長くない」と訴えた。

 大会長を務める北海道の鈴木直道知事はあいさつで、ロシアのプーチン大統領の択捉島訪問を「断じて受け入れられない」と批判。その上で「国民一丸となり政府の外交交渉を後押ししていくことが極めて重要だ」と強調した。

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