福島県郡山市の磐越自動車道で北越高(新潟市)の生徒1人が死亡し、20人が重軽傷を負ったマイクロバス事故を受け、新潟県は20日、同県内の高校などが2025年度に実施した部活動の遠征の実態調査結果を発表した。県立4校と私立1校で、レンタカーや運転手の手配、契約に関して疑義のある遠征が計15件あった。
事故は5月6日に発生し、県は同22日から調査を開始。対象は県立・私立高校など計101校で、県外や100キロ以上の移動を伴う遠征について、移動手段や運転手、顧問の同乗の有無、契約状況などを尋ねた。
15件の内訳は、県立4校で3件、私立1校で12件。県は疑義の具体的な内容を明らかにしておらず、担当者は「道路運送法違反の可能性を含めて運輸局に相談している」と話した。
調査結果によると、25年度の遠征は県立が約2500回、私立が約2300回。県立の移動手段は「顧問の自家用車」が約3割と最も多く、私立では「学校保有の自動車」に次いで「レンタカー」が多かった。