東京電力福島第1原発事故で被災した福島県双葉町は、地域復興に向けたビジネスコンテスト「FUTABA SEEDS」を開催している。大賞受賞者には起業支援金として100万円を贈呈。9月30日まで、事業や資金の計画などをまとめた「復興の種」となるアイデアを募集中だ。
コンテスト事務局によると、町では町営住宅やスーパーなど生活インフラの整備が徐々に進む一方、居住者は7月末時点で270人にとどまる。働く場が不十分で、町内でビジネスを生み出し雇用創出や住民の帰還、移住につなげたい考えだ。
応募資格は18歳以上で、国籍や居住地は問わない。起業支援金を受け取るには大賞受賞後、実際に双葉町内で事業を始めることが条件になる。
書類審査通過者は11月以降、町内の視察や町民との対話に参加。専門家と一緒に事業計画をブラッシュアップした上で、来年2月の最終審査会で計画を披露してもらい大賞を決める。
事務局担当者は「双葉町はゼロから事業を起こせる、ポテンシャルのある地域だと多くの人に知ってほしい」と話している。