北海道清水町で、町名を「十勝清水町」に変更する賛否を問うための住民投票条例案が再び提出される見通しとなったことが20日、分かった。6月の町議会で否決されたが、有志の住民団体が始めた条例制定を直接請求する町民の署名が必要数に到達した。団体はさらなる上積みを目指し、活動を続けるとしている。
町によると、署名活動の期間は9月14日まで。選挙人名簿登録者数に基づき、直接請求には有権者である町民の50分の1(145人)以上の署名が必要となる。町選挙管理委員会が署名を有効だと確認すれば、住民団体から提出された条例案を町が提案し、早ければ10月の議会で審議される。
住民団体によると、14日に始めた署名活動は20日現在で少なくとも180人以上が集まった。宮川司代表は取材に「町民の意見を反映する場を実現させたい。期間ぎりぎりまで一人でも多くの署名を集める」と語った。
条例案は、町名変更による知名度向上を見込んだ辻康裕町長が主導。6月の町議会で否決されていた。