遺体なき事件、無罪主張

 妻に対する傷害致死と死体遺棄の罪に問われた無職黒木佳史被告(36)の裁判員裁判初公判が19日、大阪地裁(辛島明裁判長)であった。遺体は見つかっておらず、弁護側は「犯罪の立証がなされていない」と無罪を主張。被告は法廷で黙秘した。9月29日まで計14回の審理が予定されている。判決は10月20日。

 冒頭陳述で検察側は、隣人が被告宅から「痛い、殺される」という女性の叫び声を聞いた後、妻が消息を絶ったと説明。被告が周囲に「動かない」「自首する」と妻の殺害をほのめかす発言をしていたほか、大きなバッグや清掃用具を持って家に出入りする姿が防犯カメラ映像で確認できるとした。

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