【ソウル、北京共同】韓国軍合同参謀本部は19日、米韓両軍が17日から実施中の朝鮮半島有事を想定した大規模な合同軍事演習「乙支フリーダムシールド(自由の盾)」の期間を短縮すると発表した。米側の要請を踏まえ、当初は27日までだったが21日に終了する。北朝鮮の朝鮮中央通信は19日、合同軍事演習が始まったことを論評で批判し「自衛権の行使」で対抗する姿勢を示した。
論評で、トランプ米大統領が規模の縮小を指示したことには触れていない。北朝鮮側は軍や政府の当局者の談話ではなく国営メディアの論評にとどめ、縮小の動向を注視している可能性がある。
韓国軍などによると、米韓の演習は、21日までの防衛演習のみを実施し、日程後半の反撃演習を見送る。
トランプ氏は16日、演習規模の大幅縮小を指示したと表明。金正恩朝鮮労働党総書記との対話再開を狙う動きだとの見方が出ている。トランプ氏は演習費用の負担に加え、イラン対応で韓国が協力を断ったとも主張し、不満を示している。
朝鮮中央通信は、演習が「何十年間も執念深く続けられている」と指摘。