万博会場工事費水増しか

大阪・関西万博の会場=2025年3月、大阪市此花区の夢洲(ドローンから)

 大阪・関西万博会場の工事費を下請け業者に水増し請求させ、会社に約1千万円の損害を与えたとして、大阪府警は19日、背任の疑いで、竹中工務店(大阪市)の元総括作業所長河井辰巳容疑者(61)を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。

 同社は共同企業体(JV)により、会場シンボル「大屋根リング」の西側約700メートルの工事を担うなどした。大屋根リングとその周辺施設は3工区に分かれ、同社を含むJVは西工区を約175億円で請け負った。

 捜査関係者などによると、元総括作業所長は同社が担当した会場工事の指揮を執っていた。水増し請求するよう下請けに指示し、自宅リフォームなどに使用していたとみられる。

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