【ジュネーブ、ナイロビ共同】アフリカのコンゴ(旧ザイール)政府は18日、同国東部を中心に広がるエボラ出血熱の感染者が5021人に上ったと発表した。死者は2378人。世界保健機関(WHO)によると、コンゴでは10回以上エボラ熱が流行しているが、死者は今回が最多となっている。WHOの緊急事態宣言から17日で3カ月がたったが収束は見通せていない。
WHOは18日、新たに北部バ・ズエレ州で感染が確認されたと明らかにした。東部イトゥリ州を中心とするこれまでの5州と合わせ、流行は計6州に拡大した。致死率は47%に上る。
コンゴで対応に当たっているWHO当局者は18日のオンライン記者会見で、疫学の専門家を100人増員するなど現地での態勢を強化していると説明。必要な資金が確保できれば、3カ月以内に感染拡大に歯止めをかけることは可能との見方も示した。
対応に必要な1億1500万ドル(約180億円)のうち、これまで確保できたのは約7千万ドルだといい、WHOは追加の資金拠出を呼びかけている。