【キーウ共同】英紙テレグラフは19日までに、ロシアがウクライナ、ベラルーシとの国境周辺に、航続距離の長い無人機の発射台を備えた10基地を設置したと報じた。入手した内部文書や衛星画像などで確認し、バルト3国や東欧の北大西洋条約機構(NATO)加盟国がロシアの無人機の射程圏に入るとしている。
ロシアは既に基地のうち7カ所をウクライナへの大規模攻撃に使用。専門家は、基地が欧州にとっても長期的に脅威になると警告している。ロシアが一部の基地から最先端の長距離無人機を発射した場合、ポーランドの首都ワルシャワにも到達するという。
テレグラフは入手した衛星画像を分析し、固定翼型無人機向けの新たなレール式発射台59基をロシア西部の国境周辺で確認した。このうち約20基はレールが延長されており、ロシアが開発した最新の長距離無人機を発射できるとみられる。
ロシアがイラン製無人機シャヘドを改良して高速のジェットエンジンを搭載した新型は、約1千キロ離れた標的を攻撃できるとされる。