福山哲郎参院副議長(立憲民主党)は18日までに共同通信のインタビューに応じた。7月に成立した改正皇室典範を巡り、国会での与野党協議の議題は皇族数確保に限られていたと指摘。安定的な皇位継承策の議論を続けるため、衆参両院の正副議長の下、国会に専門家を呼んで議論する場を立ち上げるよう提案した。「付帯決議にもある通り、立法府として議論を続けなければならない。新たな取り組みが必要だ」と述べた。自民党出身の衆参議長らに働きかける意向も表明した。
福山氏は、政府の皇室典範改正案の前提となる「立法府の総意」の取りまとめに当たった一人。「天皇家や皇族のご意向は何も知らされない中、皇室典範を改正するという非常に難しい議論だった」と振り返った。
中でも「旧11宮家の男系男子の養子縁組」については「国民の理解はなかなか得られず、歴史的にも皇統の乱れを防ぐため養子を禁じてきた。慎重に対応すべきだと考えた」と語った。ただ特に衆院側は賛成派の議員数が圧倒的だったとして「排除するのは現実的に無理ではないかと思っていた」と明かした。