新潟のJA新米概算金、4割安

2024年9月、全国農業協同組合連合会新潟県本部のコシヒカリ県外向け出荷式で、トラックに積み込まれた県産米=新潟市

 JA全農にいがた(新潟市)は18日、2026年産の「一般コシヒカリ」の概算金を玄米で60キロ当たり1万8500円とすることを決めた。在庫の積み上がりを背景に、25年産の当初の概算金に比べ約40%の値下がりとなる。

 概算金はJAグループがコメを集荷する際に前もって生産者に支払う金で、秋ごろから出回る新米価格と連動する意味合いがある。九州や四国の26年産早場米の概算金も前年を下回った。コメの最大産地、新潟で大幅下落となったことで、他の地域の概算金にも影響しそうだ。

 一般コシヒカリは新潟県産のうち、ブランドで知られる魚沼、佐渡、岩船産以外の地域で収穫・流通するもの。25年産の当初の概算金は3万円で、26年産は38%の下落となった。JAにいがたの担当者は「できるだけコスト指標を目指しつつ、消費者からも受け入れられる価格を設定した」と話す。

 新潟県三条市のコメ農家鶴巻純一さん(76)は「肥料や資材の値段が年々上がっている中で、生産者にとっては今回の金額はとても低いという印象だ」と話した。

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