クロマグロの国際交渉再開

鳥取県境港市の境港で水揚げされたクロマグロ=5月

 太平洋クロマグロの資源管理を巡る国際会議が18日、再開した。日本政府が目指してきた大型魚の漁獲枠拡大などで合意に至れるかどうかが最大の焦点だ。7月の前回交渉ではメキシコの反対でまとまらず、短期間での異例の再開催となった。メキシコも今回は賛成に回る見通しだ。会議は非公開のオンライン形式で開かれ、水産庁が同日夕に結果を公表する。

 クロマグロは本マグロとも呼ばれ、高級すしネタなどとして人気が高い。乱獲で一時激減していたが厳しい国際規制により近年、資源量が回復。国際的な合意が得られれば、2027年から漁獲枠が一部広がり、消費者の手が届きやすくなる可能性がある。

 日本は大型魚の漁獲枠を現行から約25%増やし、将来的な資源確保につながる小型魚の枠は約6%減らす案を軸に交渉。7月に長崎市で開いた前回会合では、日本案に近い内容で、資源量に応じて漁獲枠が自動的に決まる新たな管理方式への移行に向けた議論が進められたが、合意形成目前でメキシコが反対した。

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