小選挙区と比例を組み合わせ

国会議事堂

 衆院選挙制度の在り方を検討する与野党協議会の鈴木馨祐座長(自民党)がまとめた試案骨子の修正内容が判明した。現行の小選挙区比例代表並立制を踏まえ、当分の間は「小選挙区制と比例代表制の組み合わせ方式」を骨格として制度改革を進めると明記。焦点の議員定数は「削減を求める民意等を踏まえ、適切な規模の削減を行う」との方向性を記したが、具体案は盛り込まなかった。関係者が17日、明らかにした。

 先に列挙していた中選挙区制や完全比例代表制は、制度改革後に衆院議長の下の調査会で別途検討するとした。小選挙区の区割りについては、投票価値の平等を基本原則としつつ「面積をはじめ人口以外の要素を考慮する制度の検討」に言及。投票価値の平等が憲法上の要請であることを考慮し「憲法上の位置付けを整理し、憲法改正の必要性も含め早急に検討を行う必要がある」とした。

 比例代表に関しては、「民意の反映」機能を強化する観点から、現行よりも少数政党に議席が回りやすくなる配分方式の検討を提唱。小選挙区と比例代表の連用制や併用制の検討に触れた。

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