【モスクワ共同】ロシアのラブロフ外相は17日の記者会見で、プーチン大統領による13日の北方領土訪問に抗議した高市早苗首相らに反発し、武藤顕駐ロシア大使をロシア外務省に呼び出していると明らかにした。タス通信によると、外務省のザハロワ情報局長は武藤氏が18日に要請に応じる予定だと述べた。
ラブロフ氏によると、日本大使館側は、14日と17日にはロシア外務省に行けないとし、理由について武藤氏が「モスクワにいない」「体調不良」との趣旨の説明をした。ラブロフ氏は「プーチン氏がロシア領内の地域を訪問できないという(日本側の)発言は到底容認できない」とした。日本側が要請に応じれば、プーチン氏の択捉島訪問を巡る日本政府の対応について話す予定だと述べた。
在ロシア日本大使館の担当者は「外交上のやりとりになるため、呼び出しの有無や、応じるかどうかも含めて回答できない」と話した。
プーチン氏が択捉島を訪れた13日、高市氏は「強く抗議する。断じて許容できない」と発言した。