熊本地震で被災し、報道機関の取材を受けた男性(71)の写真を、生成人工知能(AI)で加工したとみられる偽画像が、SNS上で拡散していることが14日、分かった。熊本県氷川町の全壊した自宅前でピースサインをしている姿に変えられており、中傷コメントも付いていた。男性は「心の傷を逆なでするような行為で、被災者や地元への侮辱」と憤った。
7月28日の地震で、男性が暮らす木造2階建ての自宅が全壊。男性は毎日新聞社の取材に、閉じ込められた弟を、隣人らと4時間かけて救出した経験を語った。同社は震災翌日の29日、ニュースサイト上に記事と写真を掲載。第三者がその写真をAIで加工したとみられ、X(旧ツイッター)などで広がった。