福岡県の服部誠太郎知事は12日、蔵内勇夫県議会議長が旗振り役となり、県も同調してきた「ワンヘルス」政策に関し、未着手の事業を当面凍結する意向を示した。既存事業も含めた必要性や妥当性について、有識者による行政改革審議会に諮問する方針を既に示しており「結論が出るまで新規事業に着手しない」と記者団に述べた。
ワンヘルスは、人と動物の健康や環境の健全性を一体的に考える理念。県は過去5年間の当初予算に関連事業として約58億円を計上している。
福岡では県側が議会に忖度する構図が長年続いてきたと指摘されており、世界獣医師会長を務める蔵内氏肝いりの政策に多額の税金を投入してきた経緯に批判が集まっている。