三重県職員の「国籍要件」復活の是非を問う県民アンケート設問を巡り、知事の諮問機関が差別に該当し結果を非公表とするよう答申したのに、一見勝之知事が反論したのは問題だとして、市民団体が10日「答申に真摯に向き合うべきだ」とする抗議声明を出した。
一見氏は7日の記者会見で、不当な差別には当たらないとの見解を表明した。声明は、一見氏の発表内容は答申を全否定しており、持論を繰り返したに過ぎないと批判。要件復活の検討の撤回と外国籍の住民への謝罪を求めた。
市民団体の原科浩代表は津市内で会見し「はらわたが煮えくり返る思いだ。一見知事は答申を受け止め、差別だったと省みてほしい」と語気を強めた。