気象庁は10日、南米ペルー沖のエルニーニョ監視海域で、7月の海面水温が基準値より2・5度高かったと発表した。7月としては過去最高に並ぶ高さとなった。
1949年以降でこれまで19回発生したエルニーニョのうち、2度以上に達したのは5回のみ。今回の現象は、冬にかけて続く見通し。
気象庁は監視海域の海面水温が基準値より0・5度以上高い状態が半年以上続くことをエルニーニョ現象と呼ぶ。2度以上高くなった場合は専門家らの間で「スーパーエルニーニョ現象」とも呼ばれる。
エルニーニョが発生すると、日本付近で雲が増え冷夏になることが多い。しかし今年は地球温暖化の影響もあり大気全体の温度が高く、猛暑が続く見通しだ。