太平洋戦争末期に、本土決戦に備えて皇居や政府機関などの移転先として建設が進められた長野市の地下壕「松代大本営」で10日、工事に動員され命を落とした朝鮮人労働者の追悼の集いが開かれた。建立31年となった朝鮮人追悼碑に黙とう、献花した。約50人が参列。林承チョル駐新潟韓国総領事は「平和を次の時代へ伝えられるよう祈る」と語った。
資料が焼却され、当時の記録はほとんど残されていない。朝鮮人犠牲者の正確な人数や名前は分かっておらず、追悼碑に名前を刻めていない。主催した「松代大本営追悼碑を守る会」によると、犠牲者は100~300人と推測されている。