財務省が10日発表した2026年上半期(1~6月)の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支の黒字額は前年同期比22・5%増の17兆4292億円だった。黒字額は比較可能な1985年以降、上半期として最大だった。海外投資による配当金の拡大などが寄与した。
輸出から輸入を差し引いた貿易収支は7421億円の黒字となった。輸出が好調だったことに加え、中東情勢の混乱を背景に原油の輸入が減少したことで収支が改善した。
同時に発表した6月の経常収支は923億円の赤字だった。赤字は17カ月ぶり。