厚生労働省は7日、公的年金の2025年度収支決算を発表した。会社員らが入る厚生年金と自営業者らの国民年金の積立金総額は、時価ベースで前年度比42兆5136億円増の302兆5893億円となり、過去最高を更新した。公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用成績が好調だった。
内訳をみると、厚生年金は41兆2005億円増の288兆9623億円で、増加は6年連続。国民年金は1兆3132億円増の13兆6270億円で2年ぶりに増えた。
厚生年金の保険料収入は1兆3237億円増の37兆6782億円。賃上げによる1人当たりの保険料増加や、厚生年金への加入拡大が影響した。