トヨタ自動車が期間従業員の給与に上乗せする特別手当を、総額60万円から40万円引き上げ、過去最高水準に並ぶ100万円にすることが7日、同社への取材で分かった。9月以降の入社を対象に期間限定のキャンペーンとして実施する。堅調な生産が続く中、応募者を増やして人材を確保する狙いだ。
国内は少子高齢化で労働人口が減少傾向にあり、業界を問わず人材の獲得が課題となっている。
トヨタによると、12月末までの入社を対象とする見込み。昨年もキャンペーンを行い、特別手当を2025年5~8月の入社者に対し、初めて総額100万円まで引き上げた。終了後は60万円に戻した。
今年9月以降の対象者は、入社したことで支給される「入社時特別手当」が従来の20万円から40万円に、半年の契約を満了した人向けの「6カ月満了特別手当」が40万円から60万円にそれぞれ上がる。欠勤が多いなど条件を満たさない場合は対象外で、配属先によって変動することもある。
特別手当の総額は、23年1月には、40万円から60万円へ底上げした経緯がある。