【ワシントン共同】トランプ米大統領は6日、半導体や太陽光パネルの材料となるポリシリコンに、15%の追加関税と最低輸入価格を課す布告に署名した。いずれも発動は12月4日未明(日本時間12月4日午後)。日本や韓国、台湾など一部の国・地域から輸入するポリシリコンには、基本関税と追加関税を合わせた税率の上限を15%に抑える特例措置を講じる。
ラトニック商務長官はホワイトハウスで記者団に「中国がこれ以上ダンピング(不当廉売)できないよう最低価格を設ける」と語った。
通商拡大法232条に基づく措置。布告で、ポリシリコンやその派生品は輸入への依存度が高く、国家安全保障を損なう恐れがあると主張。今回の措置で、国内生産の拡大を促すとした。米国内の生産拡大に向けた計画を提出し、承認された企業に対しては、その投資に見合う量のポリシリコンへの関税を免除する。
ポリシリコンの最低輸入価格は1キログラム当たり21ドル(約3300円)、ポリシリコンの塊やウエハーは1キログラム当たり100ドルに設定した。