建設石綿訴訟で企業と和解

 建設現場でアスベスト(石綿)を吸い、健康被害が生じたとして、元労働者や遺族ら計90人が建材メーカーに損害賠償を求めた埼玉第1陣訴訟は6日、さいたま地裁で一部の和解が成立した。原告弁護団によると、4社が原告計58人に和解金計約5億6800万円を支払い、謝罪する内容。一審段階での和解は全国3例目となる。

 残りの原告32人は和解が成立せず、今後判決が言い渡される。

 4社はエーアンドエーマテリアル(東京都)、エム・エム・ケイ(同)、ニチアス(同)、ノザワ(神戸市)。2025年8月に先行訴訟が、東京高裁で原告とメーカーとの大規模な和解が成立したことを踏まえ、26年1月にさいたま地裁が和解案を示した。

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