名張毒ぶどう酒事件で死刑が確定した奥西勝元死刑囚の弁護団長を務めていた鈴木泉(すずき・いずみ)さんが3日午後0時6分、急性骨髄性白血病のため愛知県一宮市の病院で死去した。79歳。名古屋市出身。葬儀・告別式は家族らで執り行う。
東大卒業後の1976年に弁護士登録。61年に三重県名張市で、農薬入りのぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡した事件を巡り、無実を訴える奥西元死刑囚の弁護団で活動し、2002年から団長を務めた。05年、元死刑囚の第7次再審請求で、再審開始を認める名古屋高裁決定が出たが、その後検察の異議で取り消された。
元死刑囚は再審が認められないまま、15年に収容先で病死した。