【ローマ共同】ギリシャの首都アテネの西方で2日、山火事の消火に当たっていたヘリコプター2機が空中で衝突し、うち1機の乗員2人が死亡した。地元メディアなどが伝えた。
欧州を熱波が襲う中、ギリシャでも各地で山火事が続いている。7月29日に地中海のクレタ島などで対応に当たっていた消防士計3人が死亡したばかり。ミツォタキス首相は声明を発表し、深い悲しみを表明した。
衝突が起きたのはアテネを囲むアッティカ地域西部。報じられた映像によると、2機は上下に重なるように衝突し、下のヘリが墜落した。デンマーク人の操縦士とギリシャ人の乗員が死亡。もう1機は緊急着陸し、乗員2人は軽傷だった。欧州の他国から消防隊員らが支援に派遣されている。
この地域では31日に山火事が発生し、強風で燃え広がっている。既に約1万ヘクタールが焼けたと推定され、周辺住民らに対する避難命令が相次いだ。